循環器グループから現在留学中の河上良先生が執筆した論文「Development of vaccine for dyslipidemia targeted to a proprotein convertase subtilisin/ kexin type 9 (PCSK9) epitope in mice」がPLoSOne誌に掲載されました。
脂質異常症に対する新たな治療標的分子として臨床応用が開始されたPCSK9に着目し、その特異的な抗体を誘導するワクチンを設計、治療効果の検討を行った論文です。これまでのモノクローナル抗体製剤と比較して、費用対効果に優れ、長時間作用するワクチンの開発は、途上国などに対するわが国の国際貢献にも資する重要なツールになる可能性を秘めております。
河上先生、おめでとうございました。更なる飛躍を期待しています!https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29438441