祖父江先生の論文がPLOS ONE誌に掲載されました。

腎臓内科講師 祖父江理先生が執筆した原著論文「Prevalences of hyperuricemia and electrolyte abnormalities in patients with chronic kidney disease in Japan: a nationwide, cross-sectional cohort study using data from the Japan Chronic Kidney Disease Database (J-CKD-DB)」がPLOS ONE誌に掲載されました。
https://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0240402
この論文は先日同様にPLOS ONE誌に掲載された貧血の有病率を示した論文に続く2本目のJ-CKD-DBを活用した論文になります。
J-CKDデータベース事業は日本腎臓学会が臨床効果データベース整備事業により日本医療情報学会と協働して構築されたデータベース事業です。
全国大学病院の電子カルテより自動抽出された約3万人のCKD患者における高尿酸血症・電解質異常の有病率に関する報告となっています。
リアルワールドデータを用いた保存期の高尿酸血症・電解質異常の有病率の解析としては我が国からの報告の中でも大規模なものになっています。