横山先生の論文がJournal of Intensive Care誌に掲載されました。

大学院生の横山聖太先生が執筆した脳卒中/救急・集中治療領域に関する原著論文「Association of abnormal carbon dioxide levels with poor neurological outcomes in aneurysmal subarachnoid hemorrhage: a retrospective observational study」が日本集中治療医学会の英文機関紙であ
るJournal of Intensive Care誌にAcceptされOnline publishされました。
https://doi.org/10.1186/s40560-018-0353-1

Stroke(SAH)におけるDyscarbia(PaCO2値の異常)と神経学的転帰との関連に関して検討した原著論文です。横山聖太先生が現・聖路加国際病院の一二三亨先生や、当院の救命救急センター、脳外科の先生方と共に取り組まれた研究です。

以前からStrokeや頭部外傷におけるHyper ventilation(Hypocapnia)と転帰との関係は報告されていましたが、今回はICUでのより多数の血液ガス分析を対象としてHypercapniaに関しても言及した内容となっています。

横山聖太先生、おめでとうございました。大学院早期卒業や特待生などを目指して、循環器領域だけでなく救急・集中治療や脳卒中の分野においても今後のますますの飛躍を期待しています!