腎臓内科講師 祖父江理先生が執筆した原著論文「The effects of a participatory structured group educational program on the development of CKD: a population-based study」が日本腎臓学会の英文紙Clinical and Experimental Nephrology誌に掲載されました。
論文は香川県慢性腎臓病対策協議会(Kagawa Association of Chronic Kidney Disease Initiatives)と丸亀市保健師・香川県国民健康保険連合会との共著論文となっており、参加型構造型グループワークがCKD保健指導においてeGFR保持効果を有したことを報告したものです。
現在、NPO法人日本腎臓病協会(JKA)が設立され、腎臓病療養指導士の認定も始まっています。これまで、CKD保健指導(集団教室)の質や内容を問うた報告はなく、CKD療養指導の方法論やCKDにおける保健師の役割に関して、議論が深まればと思います。
論文概要