香川県では2015年より香川県国保特定健診受診者を対象に受診勧奨・保健指導を行っています。国保特定健診受診者のうち、尿蛋白2+以上もしくはeGFR<45mL/min/1.73m2の方に対して、市・町から被保険者さんあてに受診勧奨票を送付しています。
かかりつけ・内科開業医の先生方におかれましては、腎機能・蛋白尿の再検査を実施いただき、それでも同様の腎機能であれば、一度腎臓専門医へご紹介ください。腎臓専門医への紹介には『かがわCKD病診連携紹介シート』をご使用ください。チェックを入れるだけで紹介状の代わりとなりますので、簡単に腎臓専門医への紹介が可能となっています。紹介先は上記腎臓専門医リストをご参照ください。
また、軽症のCKDの方に対しては市町主催の保健指導を実施しています。この範疇のCKD患者さんでかかりつけのある方は主治医に相談されるケースも多いかと思いますので、ご対応をお願いいたします。これらの香川県におけるCKD対策は腎臓専門医で構成する香川県慢性腎臓病対策協議会と香川県国保連合会、香川県医師会が連携して実施しています。